3月になったのに
冬型の気圧配置で北西風が強く吹く日が多く、
釣りやすい磯が限られてきます。

今日も串本の西側は
北西風で白波が立っています。

北西風に強い
シュリ島周辺の地磯に行きたいが、
満潮時には水道を渡らなければならず、

その橋は去年の9月の台風で
無残な姿になってしまい、
12月に見に行った時にもそのままでした。

そこで一念発起!
流木で橋を修復できないかと思い立ち
釣り道具は持たず、
ノコギリやトンカチなどをカバンに忍ばせ磯にお出かけ。

久しぶりにシュリ島周辺の地磯までやって来ました。

おっ!!
なんと、
橋らしき姿が

切り倒したような生木2本と流木1本が水道に架けられています。

生木は1本のロープでくくられているが
不安定で、ビヨンビョンとしなります。

ちょっと渡るの怖いな…
と 思いながら
橋を眺めていて
ふと気付くと、

でっかいハンマーを持った人が
後ろに立っていた!

びっくらこいたぜ。

この人は、
ここによく釣りに来られるそうで、
今までに何回もこの水道に橋を架けてきたとのこと。

どんなに頑丈な橋を架けても
台風で流されるそうです。

金具やロープ使って橋を
補強する作業に入られました。

金具を打ったら
生木が折れやすくならんのかな??
と 思いつつも、

「すんません。また、使わせてもらうかも知れません。」
と挨拶をして帰りました。

しかし、偶然にも
同じ日に橋を修復しようと思ったのが
不思議な感じだ。