磯釣りのターゲットとして大人気のグレ。
和歌山に住んで磯釣りを初めるまで
食べたこと無かった。
nature2016
グレは和歌山以外のスーパーでは、
あんまり見かけないのでは?
グレ釣りは難しいというけれども、
漁港や波止でも釣れる魚なので、
「釣ったはええけど
どうやって食べたら美味しいの?」
という方のために、
ほぼ毎週グレを食べている
私の食べ方と感想などを紹介します。
旬は?
やっぱり寒グレと言われる
1~3月頃のグレが一番脂が乗っていて美味しです。
捌くときに包丁がヌルヌルになるくらいの
メタボグレはめちゃ美味です。
それ以外の時期でも個体差はあるけれども、
美味しくいただくことが出来ます。
大きさは?
寒の時期は30センチ以上~の大きな型も
20センチ台の小型のグレも
ほぼ間違いなく美味いです。
だた、それ以外の時期では
あまり大きな型ではない、
20センチ台の型の方が外さない気がします。
鮮度は?
自分で調理するまでは、
「とにかく鮮度が一番!」と思っていたけど、
釣って来た当日よりも
生で食べる刺身などを含めて、
釣った次の日の方が美味い。
一夜干しは、翌日に処理してから、
丸一日は寒風に晒したほうが美味い。
下処理は?
これは重要です。
味が全然変わってくるので
やったほうがいいですよ。
- 活け〆。
必ず生きているグレを〆て、
血抜きをする。
スーパーで売っているのは
これが期待できないので
多分、別物やと思います。 - 内臓の処理は出来るだけ早く。
家に持ち帰ったらすぐに鱗を取り、
内臓を取り出してから冷蔵庫へ入れる。
このときに脂ののりがほぼ分かるので
「どうやって食べようか?」のために、
内臓の周りや腹のところに
白い脂の塊があるか、
チェックしておきましょう。 - 釣り場から持ち帰りに時間がかかる場合は、
氷と海水で冷やす。 - から揚げ、塩焼き、一夜干しなど
皮を付けたまま焼いたりの調理をする場合は、
一度塩を振って、もんで、水で洗い流し、
グレ皮の表面のヌメリをとる。 - 煮付けたり、鍋に入れたりする場合は、
霜降りをする。
→湯通しして、氷水に入れ、
表面のヌメリと鱗を洗い流す。 - 煮付けたり、鍋に入れたりする場合は、
もう一つ、
丁寧に灰汁をすくって取り除く。
おすすめ調理法は?
個人的なベスト3
- 一夜干し
身はもちろん、皮も美味いし
独特の風味があり、お酒のあてに最高。 - 刺身(お造り、握り寿司、漬け丼)
脂の乗りが悪いのは、
やめときましょう。 - 煮付け
定番の醤油で甘辛く。
グレを調理のカテゴリー
このカテゴリーで紹介しているのは、
実際に磯で釣った魚を調理しているので、
前後の記事とあわせて見てもらうと
釣れた時期、場所、グレの大きさ、尾長か口太かが
分かりますよ。
お刺身
タタキ
煮付け
マース煮、すき焼き
握り寿司
一夜干し
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