磯釣りのターゲットとして大人気のグレ。
和歌山に住んで磯釣りを初めるまで
食べたこと無かった。

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グレは和歌山以外のスーパーでは、
あんまり見かけないのでは?

グレ釣りは難しいというけれども、
漁港や波止でも釣れる魚なので、
「釣ったはええけど
どうやって食べたら美味しいの?」
という方のために、
ほぼ毎週グレを食べている
私の食べ方と感想などを紹介します。

旬は?

やっぱり寒グレと言われる
1~3月頃のグレが一番脂が乗っていて美味しです。
捌くときに包丁がヌルヌルになるくらいの
メタボグレはめちゃ美味です。

それ以外の時期でも個体差はあるけれども、
美味しくいただくことが出来ます。

大きさは?

寒の時期は30センチ以上~の大きな型も
20センチ台の小型のグレも
ほぼ間違いなく美味いです。

だた、それ以外の時期では
あまり大きな型ではない、
20センチ台の型の方が外さない気がします。

鮮度は?

自分で調理するまでは、
「とにかく鮮度が一番!」と思っていたけど、
釣って来た当日よりも
生で食べる刺身などを含めて、
釣った次の日の方が美味い。
一夜干しは、翌日に処理してから、
丸一日は寒風に晒したほうが美味い。

下処理は?

これは重要です。
味が全然変わってくるので
やったほうがいいですよ。

  1. 活け〆。
    必ず生きているグレを〆て、
    血抜きをする。
    スーパーで売っているのは
    これが期待できないので
    多分、別物やと思います。
  2. 内臓の処理は出来るだけ早く。
    家に持ち帰ったらすぐに鱗を取り、
    内臓を取り出してから冷蔵庫へ入れる。
    このときに脂ののりがほぼ分かるので
    「どうやって食べようか?」のために、
    内臓の周りや腹のところに
    白い脂の塊があるか、
    チェックしておきましょう。
  3. 釣り場から持ち帰りに時間がかかる場合は、
    氷と海水で冷やす。
  4. から揚げ、塩焼き、一夜干しなど
    皮を付けたまま焼いたりの調理をする場合は、
    一度塩を振って、もんで、水で洗い流し、
    グレ皮の表面のヌメリをとる。
  5. 煮付けたり、鍋に入れたりする場合は、
    霜降りをする。
    →湯通しして、氷水に入れ、
    表面のヌメリと鱗を洗い流す。
  6. 煮付けたり、鍋に入れたりする場合は、
    もう一つ、
    丁寧に灰汁をすくって取り除く。

おすすめ調理法は?

個人的なベスト3

  1. 一夜干し
    身はもちろん、皮も美味いし
    独特の風味があり、お酒のあてに最高。
  2. 刺身(お造り、握り寿司、漬け丼)
    脂の乗りが悪いのは、
    やめときましょう。
  3. 煮付け
    定番の醤油で甘辛く。

グレを調理のカテゴリー

このカテゴリーで紹介しているのは、
実際に磯で釣った魚を調理しているので、
前後の記事とあわせて見てもらうと
釣れた時期、場所、グレの大きさ、尾長か口太かが
分かりますよ。

お刺身

タタキ
煮付け

マース煮、すき焼き
握り寿司

漬け丼

照り焼き

蒲焼き
お鍋、卵

一夜干し

白子、味噌漬け
から揚げ
酒蒸し、グレ汁
ニンニク焼き