久しぶりにグレを調理します。
12月半ばに釣れた尾長グレ28cmです。
体高があり真丸に見えるけれども、
幅があまり無くてペラっとした感じ。
磯で活け〆をして持ち帰り、
台所で鱗をとって開腹してみると
内臓周りの脂は殆ど無く
ノンメタボ。
胃袋も空っぽでオキアミも食べていないので
元気のない尾長君かと思いきや、
活け〆して内臓も無いのに
ピクピク動いています。
よくあることですが、
磯でもスカリの中で元気に泳いでいるし、
いつもグレの生命力は強くて
畏敬の念を禁じえません。
しばらく眺めていると、
めっちゃ動いて
跳ねた!!
さすがに跳ねたのは初めて見た。
これは気合入れて食べんといかん。
翌日まで冷蔵庫でゆっくりお休みいただいたグレ様。
さすがにもう跳ねたりしません
よね・・・?
久しぶりのグレなので
お造りと煮付けの二本立てで
食べたいなと思います。
二枚におろすと
やっぱり脂はそんなにのっていなけど
綺麗で美味そうです。
いつもどおりに皮を引くのを少し失敗し
半身を柵にして、
お造りに。
煮付けもいつもどおりに
霜降りで鱗とぬめりを落とし、
丁寧に灰汁をとりながら、
甘辛く、水に醤油、酒、砂糖、味醂の
煮汁の泡で煮て行きます。
今回は大根を一緒にブクブクと
煮てみました。
仕上げに生姜のスライスを加えて
もう一煮込みして完成。
しまったーー!
お造りはいつもどおりの感じやけど、
煮つけの味付けが上手いこといって
最高に美味い!
全部煮付けにしたら良かった。
大根も染み染みに出来上がり、
お酒がすすむ。
グレの煮付けは、
気持ち甘味が強いのが美味いような気がする。
やばいなーーー
もう手が震えてきそうや。
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